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Q&A 教育方針と教える内容

教育方針と教える内容についてよく受ける質問にお答えします


Q1: ソフィア外語学院では、どういう内容の授業を行っているのですか?

A: 本学院の教育方針は、「実用英語を教えて、学校のテストで良い成績を取れるようにし、入試を突破できるようにする。そして、社会に出てから、英語が実際に使えるようにする」ということです。


Q2: 受験英語を教えているのですか?

A: 受験以外には役に立たない英語を受験英語と言いますが、ソフィア外語学院では、社会に出てからも役に立つ英語を教えています。本学院の英語教育が異色である点は、社会に出てから役に立つだけでなく、受験にも役に立つという点です。


Q3: 受験と言うことなら、塾や予備校で教えている受験英語の方が役に立つのではないですか?

A: データという事実としてはっきりと証明されていることは、本学院の武和直接教授法によって学習した実用英語の方が、受験英語よりもテストではるかに得点が高くなるということです。これに例外はありません。


Q4: どうして学校では、実用英語を教えないのですか?

A: 文部省としては、学校(公教育)では、実用英語を教えないといけないという方針(学習指導要領)を立てています。しかし、実際に、現場で実用英語を教えるとなると、教えることのできる先生が十分な数いないという問題が第一にあります。実用英語は、どんな英語の先生でも教えられるわけではありません。先生自身が英語を使いこなせないと、実用英語は教えられません。しかし、英語が使えるというのは、英語の専門家としては、極めて高い能力なのです。たとえば、1980年代ですと、英語が本当に使える英語の先生というのは、日本人の先生の中には、大学で教えている先生も含めて、全国的に見てもほとんどいなかったのではないかと思います。日本人の英語の先生が、英語で英語の授業をするなどと言うことは、想像もできなかったのです。こんな状況ですから、普通、中学や高校で実用英語を教えようにも、先生がいないというわけです。

もし仮に一人や二人、実用英語をきちんと教えられる英語力の先生がどこかの学校にいたとしても、周りの先生がそれに同調しなくては、実行は無理です。一人だけ違った教育をやっていたら、それが正しい教育であっても、村八分になるでしょう。一人だけ違ったことをやっていて、毎年毎年、生徒や生徒の父兄の支持を得続けるのもかなり難しいと思います。これが現実社会のもう一つの壁です。

また、大学を卒業して先生になった後も実用英語の勉強を毎日続けていないと、英語力がどんどん減退して行きます。だから、先生の側も不断の勉強が必要ですが、これには努力と勉強のための資金が必要になります。しかし、これは言うはやすし、行うは難しで、なかなか続けられるものではありません。このため優秀な先生も、多くは、やがて英語が使えなくなってしまいます。

そもそも、毎年先生が変わる可能性が高いですから、1年生で実用英語を習っても、2年生や3年生で別の先生に受験英語を教えられる可能性が高く、そうなってしまっては、実用英語が習得できないので、意味がありません。習い始めから、最後までずっと実用英語を教えてもらわないと実用英語は身に付かないのです。

こうした困難が存在しながら、給料が上がるわけでもなければ、出世するわけでもなく、かえって、苦労が増えて、職を失う可能性すら大きいのに、あえて実用英語を教えようと言う先生は、まずいないと言ってもいいでしょう。

もう一つの問題点は、クラスの大きさです。実用英語を教えるには、クラスの大きさができる限り小さくないといけません。20人以上のクラスなど全くの問題外です。効果の程度は問題外にしても、1クラスは、最大でも10人前後というところです。本当に効果を出すことをめざすなら、本学院の様に1クラスを3人以下にしないといけません。しかし、こんな少人数のクラスを実現する予算が国や地方自治体にあるかというと、全然あるわけがありません。

それに、たとえ教えられる英語の先生がいたとしても、その先生が教え方を知っている可能性は、極めて低いですから、誰がそういう先生に教え方を研修するかという問題もあります。英語で授業をやっていれば、自動的に生徒が英語を覚えるなどということはありませんから、これは重要な問題です。

実用英語を教えれば、入試の時も社会に出た後も、あらゆる面ではるかに有利なのですが、上記の様な事情から、役に立たない受験英語がはびこってしまうわけです。


Q5: 教える内容は、会話中心ですか、それとも文法中心ですか?

A: 武和直接教授法(TDM)では、何かを中心にした英語の学習というのを間違った英語教育として否定します。何かを中心にした英語とか、何かのための英語(英検用の英語、TOEIC用の英語、TOEFL用の英語、中学生用の英語等々)という形で英語が何種類もあるのではなく、学ぶべき英語は、一種類と考えているわけです。その一種類とは、「教養ある」英米人が持っているのと同じ英語です。教養ある英米人のように英語を話したり、書いたりできるようにし、また聞いたり読んだりした場合に、教養ある英米人のように理解できること――これを学習の目標として設定し、そうなるように英語を学んで行きます。


Q6: 教材はどういうものを使っていますか?

A: 視聴覚教材とCAI教材、及び、テープとテキストによる伝統的な教材を使っています。視聴覚教材とCAI教材は、「非常におもしろい」と生徒には大変好評です。笑い転げたり、ドキドキ、ワクワクしながら、楽しく学習しています。伝統的なテキストの場合よりも、視覚的情報が圧倒的に多いため、英語が非常にわかりやすいというメリットもあります。効果については、本学院のテストで高い効果が確認されています。また、教材の多くは、アニメや映画などのナマの英語を基にしたものですので、実際に使われている自然な英語を学ぶことができます。また、同時に伝統的なテキストにより基本的事項を体系的に学びます。


Q7: 入学すると、生徒はレベルごとに分けられるのでしょうか?

A: ソフィア外語学院では2000年まで通常のテキストのみを用いた授業を行っていましたが、通常のテキストのみを使った授業では、非常に細かいクラス分けを行わないとスムーズには授業ができませんでした。2001年に視聴覚の授業に切り替わってからは、生徒の英語力が大きく違っていても、全く問題なく授業を行うことができるようになりました。そのため、現在では、まだ全然英語がわからない生徒と英語が大体わかる生徒の二つに分ければ、よくなっています。その上で、念のために、できるだけレベルが同じになるようにしており、また、万一、レベルが異なっていることが原因で問題が発生するようなら、別々のクラスに分けています。


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