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Q&A 教授法

教授法についてよく受ける質問にお答えします


Q1: 武和直接教授法(TDM)は、普通の教え方とは違う特殊な教授法なのですか?

A: 英語の教え方は、過去百数十年以上もよく研究されてきていますので、たくさんの教え方が確立しています。従って、英語を教える場合、何かの教授法を使って教えるのが当たり前です。しかし、きちんとした教授法に基づいて教えている学校は、極めて少ないのが現状です。

その原因として考えられるものを以下に列挙します。

1)外国語教授法(英語教授法)の専門家の数が極めて少ない。実際の現場での経験と専門的知識の両方を合わせ持つ人でないと、あまり意味がないが、そういう人は、さらに微少である。

2)教育内容の良し悪しは、利益とほとんど関係がないため、商業的な学校(一般の英会話スクールなど)では、ほとんどの経営者が教授法に関心を持っていない。むしろ、実体のない教授法やインチキの教授法を宣伝して、生徒集めの道具にしているだけである。(特に、直接教授法(ダイレクト・メソッド)は、この目的のために昔からよく使われ、実際には、英語で授業をしているに過ぎないのに、「ダイレクト・メソッドで教えている」などという宣伝をしていたりする)

3)英会話スクールでは、ほとんどの経営者が外国語教育の専門家でないため、外国語教授法について、ほとんど無知である。

4)公教育の学校では、教師の側にやる気がほとんどない。また、まともな教授法を実行するのに必要な英語力を持っていないか、すでに失っている。

5)教員免許取得に必要な科目(英語科教育法など)に教授法をしっかり教えるだけの時間数がない。よって、教師は現場に行っても、何をしていいのか全く分からない。

しっかりした専門家が上に立って、一人の専門家が現場で教える先生数人を常に指導し続ける様な体制が必要なのですが、英語を教えている先生は、日本全国で何万人もいますので、人数的に無理な上、上に挙げたような理由で、その様な体制を取る学校がほとんど存在しないのです。また、公教育では、制度的にも人材的にも不可能な状況です。

以上の様に、本学院が特に変わった教授法を使っているということではなく、本学院がまともな英語教育を行っていて、公教育や一般の英会話スクールも含めた他の学校の大半がでたらめの英語教育をやっているということなのです。


Q2: 文法翻訳法とTDMでは、どう違いますか?

A: 現在、学校で行われている主流の教授法は、文法翻訳法と呼ばれています。文法翻訳法は、実用的な英語を覚えるための方法ではありませんから、この方法では、実用的な英語が習得されることはありません。TDMは、実用的な英語を目指した教授法なので、実用英語を効果的に習得できます。

文法翻訳法とTDMの違いは、文法を教えるかどうかではありません。文法のどういう側面を教えるかの違いです。文法翻訳法では、文法は翻訳をするための道具ですが、TDMでは、文法が使えるということが目的になります。つまり、TDMでは、文法を言語として習得することが目的になるわけです。

文法翻訳法では、英語を日本語(翻訳)を通して理解することを目的にしていますが、TDMでは、英語を英語のまま直接理解することを目的としています。文法翻訳法では、英語を言語として習得しないで翻訳で理解するわけです。TDMでは、私たち日本人が日本語を習得したのと同じように、英語を言語として習得しますから、英語がそのまま理解できるのです。

結局、文法翻訳法とTDMの様な実用英語の教授法の違いは、どちらが優れているかの問題ではなく、どういう目的で英語を学ぶかにより決めるべき選択肢の違いなのです。もし英語を使う必要がないのなら、文法翻訳法で学ぶべきでしょう。しかし、英語を使う必要のある人は、絶対に文法翻訳法で学んではいけません。そういう場合は、TDMの様な実用英語の教授法で学ぶべきなのです。


Q6: TDMでは、文法は教えますか?

A: もちろん、文法は教えます。TDMでは、知識として、文法のルールを教えると共に、実際にそれが使いこなせるようになるようにします。つまり、英語で何か考えた時に、その瞬間に文法的に正しい文になるように文法の運用能力を身につけてもらっています。


Q7: TDMでは、発音は教えていますか?

A: 発音は、重要視しています。発音が正しくないと、相手にうまく通じません。また、英語力の基礎は、発音であるという見方をしていますので、そういう点でも重視しています。


Q8:TDMは、聞く、話す、読む、書くのどれに重点を置いた教え方ですか?

A: TDMは、どれか一つの技能の習得を目指すものではなく、英語を、あらゆる側面から見て、完璧に習得することを目指した教え方です。どれかに重点を置くという片寄った教え方を否定しています。その辺が、一つの特色とも言えます。

こういう高い英語力を目標とする理由の一つには、将来的には今よりずっとレベルの高い英語力が必要になるだろうということもあります。また、中には英語を専門とする職業につく人もいることでしょうし、英語の教師になる人もいるかもしれません。そう言う人たちは、英米人並の高い英語力に到達しなくてはなりません。たいていの場合は、学習開始時点では、そういう将来のことまではわかりませんから、あらゆる可能性を考えて、もっとも効果的な教授法を取るべきだと考えられます。

高い英語力を目指すためには、最初からそういう英語力を可能にする教授法を取らなくてはいけません。最初、適当に勉強していて、途中から教授法を変更しても、なかなか理想的なレベルには到達できません。後から後悔しないためには、最初からきちんと勉強すべきです。勉強は、はじめが肝心なわけです。


Q9: ちょっと英語ができれば、いいのではないですか?

A: 一般に、「ちょっと英語できれば」という希望を言う方の話をよくうかがってみると、「英語で言いたいことが言えるようになりたい」、「ラジオのディスクジョッキーの人が日本語を話しているように楽しく英語を話せるようになりたい」ということのようですが、それは、実は、極めてレベルの高い英語力だと言えます。

英語を使うのが楽しくなるぐらいに英語ができるようになるための教授法が、TDMです。たいていの人は、TDMが目指すレベルを目指して英語の勉強をしていると思いますから、ほとんどの人にとって、TDMが最も適した教授法だと言えるかもしれません。


Q10: 他の実用英語の教授法とは、どこが違うのでしょうか?

A: よく見られる他の教授法としては、The Communicative Approachというのがありますが、TDMとの著しい違いは、この教授法が、間違えても原則として直さないのに対して、TDMでは正しい言語使用を強調する、つまり、間違えると直して、正しく英語が話せたり、書けたりする様にするという点が違います。

The Communicative Approachは、数人から十数人のクラスで授業を行いますが、TDMでは、間違いを直すためもあって、一クラスは3人以下に押さえることになっています。また、TDMでは、言語学習を通じて、知識を広げ、思考力を養成することを大変重視していますが、The Communicative Approachには、そのような発想は全くありません。TDMでは、言語学習と共に知的能力を発達させることが、総合的な教育の見地と言語運用上の必要性の2点から、重要と見ています。

効果は、二つの教授法では異なってきます。The Communicative Approachでは、いつまでも文法、発音、語法などの点で誤った文を使って話すことになるでしょうが、TDMでは、積極的に誤りを直しますので、正しい英語に近づいていきます。TOEICやTOEFL、実用英検、学校や入試の英語のテストなどでは、おそらく、TDMの方が相当に高い得点をあげるものと思います。なお、どちらも広い意味で同じ直接教授法であり、よく似ていますので、専門家でないと全く区別がつかないと思います。




Q2: なぜ英語教育の専門家の数が少ないのですか?

A: 英語の教え方というのは、一見、簡単そうに見えます。実際、「英語でしゃべっていれば、英語が覚えられる」という様に考えている人が世の中には多いのではないでしょうか?しかし、英語を教える、英語を学ぶということは、そんな単純で簡単なものではありません。英語教育についての学問である応用言語学を学んで、しっかりした専門的な知識に基づいて英語教育を行わないと、いくら授業をやっても、単なる時間のムダになってしまうことが多いのです。

従って、効果のある英語教育を行うためには、応用言語学の専門家がどうしても必要です。しかし、言語を話す、言語を話せるようにする問題は、言語学、心理学、生理学などのいろいろな学問にまたがっているため、膨大な量の知識が必要になります。その様な膨大な知識を十分に教えて、専門家を養成している大学があまりないため、専門家が少ないと言えます。

また、将来、応用言語学を必要とする人たちというのが、大半は、英語系の学科の学生ということになりますが、英文科や英語学科には、言語学(一般言語学や英語学)の授業はあっても、心理学や生理学の授業がないのが現状です。もし応用言語学をきちんと学ばせるなら、言語学、心理学、生理学の他に、科学研究法、基礎実験、統計学などの授業も英文科や英語学科に設けなくてはいけません。しかし、現状では、実現はなかなか考えられないことです。

他の問題としては、学問的な知識を身につけても、実際に教える経験が不足していては、科学的な知見が現実に何を意味しているのかわからないので、あまり意味がありません。理想的には、個別指導の体制で、同じ生徒を初歩からマスターのレベルまで持っていくという経験を何度も繰り返すべきですが、言語は1年や2年でマスターできるものではありませんので、そう言う経験を積むのは、難しいです。

外国語教育や外国語学習についての学問があって、言語学だけでなく、心理学や生理学まで必要になっているというのは、知らない方には、驚きかもしれませんが、科学はそこまで進歩しています。例えば、一昔前ですと、英語の文字をなかなか覚えられない子供は、単に「頭が悪い」とか「なまけ者」とレッテルを貼られていました。しかし、心理学や生理学の進歩により、今では、なぜ文字を覚えられないのか解明されて来ています。一方、特に問題なく文字を学習している子供の脳はどうやって文字を習得しているのかもわかっています。こういった専門的な知識なしに言語を教えるというのは、教育効果の面で見ると、非常にムダの多いことなのです。


Q3: 具体的jに、どこがどのように違うのですか?

A: この問題は、どの教授法とどう違うのかという問題になるので、個別に論じる必要があります。また、様々な俗説が流布していますので、そういう俗説を取り除いた上で、きちんと考えなくてはいけません。


Q4: どんな俗説が流布しているのでしょうか?

A: たとえば、「文法中心の英語教育」に対して「会話中心の英語教育」があるかのような俗説がよく見受けられます。これは、全くおかしな話です。文法を習得せずに、会話が習得できる訳がありません。それどころか、文法の習得こそが、会話の習得そのものなのです。

違いというのは、、文法を習得した際に、単にルールを知識として、把握しているだけなのか、それとも、英語で何か考えたとき、その瞬間に文法的に正しい文になっているかという点です。この違いは、大変大きなものです。日本の英語教育の問題点は、「英語で何か考えたとき、その瞬間に文法的に正しい文になっている」ための勉強をほとんど何もやっていないという点にあるわけです。言い方を変えると、いい加減な文法教育をやっているという言い方もできます。

その他、「生きた英語」というのも、おかしな表現です。英語は、生物ではなく、言語ですから、元々生きていません。英語を話している人は、生きていますが、話されている英語は、コミュニケーションのためのシステムであり、生きているとか死んでいるとかいうものではありません。

一つ一つ、こうした俗説を挙げるときりがありません。おそらく、マスコミや業者の宣伝広告などを通して、流布したのだと思いますが、そう言うものは、疑ってかかった方がいいでしょう。専門家の目で判断すると、新聞などの教育関係の記事は、かなりいい加減で、でたらめな点が多いのです。内容から判断して、ライターはおそらくほとんど専門的な勉強をしていないように見えることが多いです。もし、教育について深く知りたければ、新聞の記事を追うのではなく、教育関係の学術専門書をごらんになった方がいいでしょう。言うまでもなく、業者の広告宣伝は問題外です。



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