事例データ
生徒一人一人の実際のデータと該当例の少ない貴重なデータです
大量のデータを元にした統計データは、一般性が高いと言う利点がありますが、生徒一人一人の独自性を知ることはできません。教育は、一人一人異なる生徒をその生徒にとって最善と思われる独自の道に導いていくことですから、統計データでは見えない部分が実際には大切になります。そのような部分は事例データを見るしかありません。事例データを見ることにより、統計的なデータでは見えなかった、本当の姿がわかることが多いものです。また、元々大量に得ることのできない様な事例では統計データではなく、個別の事例データのみとなります。この様な事例は、特殊な例であれば、他の人には当てはまりません。しかし、典型的な例であれば、一般性も高くなります。典型例か特殊例かの判断結果は完全に保証されるものではありませんが、詳細に観察すれば、典型例かどうかわかることが多いものです。以上の様な意味で、事例データは非常に貴重であり、有用なデータと言えます。統計データだけでなく、事例データも見ることにより、より確かではっきりした実像を得ることができます。
全ての人に当てはまる様な一般性の高いデータをご覧になりたい方は、統計データをご覧下さい。
注: 本学院ではTOEICなどのテストの対策は全くやっていません。従って、以下のデータはテスト対策の結果ではなく、各生徒が実力で取ったものです。なお、CTEは、本学院独自の英語力追跡テストです。CTEとTOEICとの得点の相関係数は、+0.87で、高い相関があります。
掲載する生徒は、全員匿名とさせて頂きます。なお、整理がつき次第、他の生徒も順次掲載します。
得点の表記方法: 合計点(リスニングの得点/リーディングの得点)
●参考データ:TOEIC運営委員会公表資料によると、高校生・大学生のTOEIC受験者の全国平均点は以下の通りです。
高校1年 | 301点 |
高校2年 | 341点 |
高校3年 | 377点 |
大学1年 | 356点 |
大学2年 | 411点 |
大学3年 | 452点 |
大学4年 | 479点 |
注1: | 「高校生全国平均」は各学年受験者が異なり、同一の受験者を追跡したデータではありません。従って、上記グラフ2にプロットされた「高校生全国平均」の線は、英語力が伸びていく過程を示したものではありませんので、ご注意下さい。英語力が伸びていく過程を示したのは、「全国平均(追跡)」です。これは、年間上昇幅全国平均20点を基に、起点を300点(実用英語を学ぶ高1の平均点)としてプロットした線です。なお、「高校生全国平均」も「全国平均(追跡)」も開始点を高1としてあります。 |
注2: | 年間上昇幅全国平均は、主に大手英会話スクールのデータ(団体対象英語研修)です。(詳しくは、統計データのコーナーを参照して下さい。) |
ソフィア外語学院で1か月学んだ後、塾で6か月学んで、再びソフィア外語学院に戻ってきた生徒のCTEの得点データを元にしたグラフです。
●生徒の学年: 中学3年生
●学校: 公立中学
●開始時の学力のレベル: 通知表で3(絶対評価)ぐらい(中の下ぐらい)
●性格: スポーツマンタイプ。まじめに勉強に取り組むことができる。
●CTEの得点データ:
↓
この間(26日間)、ソフィア外語学院で学ぶ(プライベートレッスン)
↓
中3 8月28日 47点(リスニング30点/リーディング17点)
↓
この間(186日間)、個別指導の塾で学ぶ
↓
中3 3月2日 60.5点(リスニング40.5点/リーディング20点)
上記をグラフ化したのが、下のグラフです。
ソフィア外語学院で短期間に急激に英語力が上がったのに、塾に替わったら、急激に伸びが緩やかになったことがわかります。
塾で学習を続けた場合、高3になるまでに、非常に頭のよい子どもでも、90点ぐらいで伸びが止まり、平均的な子どもで、40点ぐらいで伸びが止まります。一方、ソフィア外語学院で学習を続けた場合、全員が少なくとも150点以上になります。頭のよい子どもの場合は、170点から185点にも達します。
※参考までに帰国子女(3年程度滞在)の中学生または高校生の場合、は110点から130点の間ぐらいです。つまり、ソフィア外語学院では、全生徒が、帰国子女のレベルをはるかに超えた英語力に達します。
学力の推移(テストの得点の素データ)と指導者のコメント
Aさん
1回1レッスン週2回受講
●TOEIC
中3 6月 360(235/125)
中3 12月 570(355/215)
高1 6月 700(370/330)
(1年間米国高校留学)
高1 6月 885(480/405)
高1 12月 900(490/410)
高2 6月 910(495/415)
高2 12月 940(490/450)
高3 6月 900(485/415) *テスト時、体調不良
高3 12月 955(495/460)
コメント:中3の6月から高1の6月までの1年間でTOEICが340点伸びています。その後、米国留学中の1年間で185点伸びています。本学院で学んだ時の方が、留学したときの2倍近い伸び方をしていて、留学するよりも本学院で週2回学んだ方が英語力の伸びがずっと大きいという実例になると思います。なお、Aさんは、字幕なしで映画の内容をほぼ完全に理解でき、英字新聞も辞書なしでほぼ完全に理解できます。また、テレビやラジオの英語のニュースもほぼ完全に理解できます。
Bさん (グラフ2のBさんではありません)
1回1レッスン週2回受講
●CTE
中1 6月 31(22/9)
中1 12月 48(29/19)
中2 6月 48(28/20)
中2 1月 61(41/20)
中3 7月 70(45/25)
中3 11月 76(50/26)
高1 7月 94(58/36)
高2 8月 102(57/45)
高2 12月 99(57/42)
高2 2月 111(65/46)
高3 5月 116(63/53)
高3 6月 135.5(79.5/56)
●TOEIC
高1 6月 300(200/100)
高1 12月 395(250/145)
高2 6月 355(235/120)
高2 12月 415(240/175)
高3 6月 430(270/160)
高3 12月 455(315/140)
コメント:TOEICの得点は低めですが、CTEの135.5点というのは、非常に高い得点です。本学院の調べた過去のデータによると、南山大学外国語学部英米科の学生(1年生~4年生)のCTEの得点が130点~145点ぐらいですので、それと同じぐらいのレベルの英語力に達したと言えます。なお、Bさんは、字幕なしでの映画の理解度は70%~80%で、辞書なしで英字新聞の内容がほぼ把握できます。また、テレビやラジオのニュースの内容もほぼ把握できます。
Cさん (グラフ2のCさんではありません)
1回1レッスン週2回受講
●CTE
中2 9月 51.5(32.5/19)
中2 3月 82(53/29)
中3 11月 103(59/44)
●TOEIC
中2 12月 290(240/50)
中3 6月 380(245/135)
中3 12月 465(295/170)
コメント:Cさんは、本学院で視聴覚教育を中心とした英語の授業を受けた生徒さんです。1年間でTOEICが175点伸びており、中学3年生で、本学院の従来の高校2年生から高校3年生に相当する英語力が身についています。全国平均で比較すると、大学3年生~大学4年生に相当する英語力になります。Cさんは、字幕なしで映画が大まかに理解でき、観光ガイドブックの英語の説明文が辞書なしで、大体、理解できます。また、簡単な日常会話を、問題なく、こなすことができます。
その他の事例
もっといろいろな事例をお知りになりたい方は、当サイトの入試合格者のページのリンク先をご覧に下さい。また、学院長や講師のブログには、最新の事例が多数掲載されています。検索サイトで「ソフィア外語学院」などの検索語により検索すれば、大抵、1ページ目か2ページ目に出てきますので、ご自分で検索して見に行って下さい。